2017年6月1日

ポケモン対戦検討その1 エースのカードの出し合いと相手の思考




ポケモンも将棋のように対戦を振り返れば勉強になるよねっ、ということで続きで悪手を検討していきます。





選出段階


ライコウ→ライコウには5分、ミルタンクには有利
ドンファン→ライコウにもミルタンクにも有利
ということでドンファンを出しましょう~
ドンファンが苦手なパルシェンとナッシー、どちらにも対応できるパルシェンも出します。
最後は悩みましたが、爆発受けとナッシー対策も兼ねてハガネールでいきます。


立ち回り段階





とおらばパルシェンを繰り出した!


お相手はカビゴンを繰り出した!

よろしくお願いしますね~。





カビゴンのしかかり
パルシェンHP 156→ 116

パルシェンまきびし
パルシェンはまきびしをまいた!




パルシェンリフレクター
パルシェンは物理攻撃に強くなった。

カビゴンのしかかり
パルシェンHP 116→ 96




とおらばパルシェンを戻してハガネ−ルを繰り出した!

カビゴンのしかかり
効果はイマイチのようだ
ハガネ−ルHP 181→ 173




ハガネ−ルじしん
カビゴンHP 266→ 199

カビゴンのろい
カビゴンこうげきがあがった!
カビゴンぼうぎょがあがった!
カビゴンすばやさがさがった




カビゴンじしん
効果抜群だ!
ハガネ−ルHP 173→ 129

ハガネ−ルほえる
パルシェンが戦闘にひきずりだされた!
パルシェンはまきびしのダメージをうけた!
パルシェンHP 156→137

この辺りでどうも相手の選出が怪しいなと、立ち回りから思い始めます。
具体的に言うと、「エースがいないのではないか?」と。
カビゴンが居座っていても、これだけ自爆しないのは何かおかしいな、と。積極的に自爆をして枚数を減らしたくない不安要素=エース不在、と考えると繋がりますね~。





お相手はパルシェンを戻してカビゴンを繰り出した!


カビゴンはまきびしのダメージをうけた!
カビゴンHP 199→166

ハガネ−ルだいばくはつ
急所にあたった!
カビゴンHP 166→ 0

ハガネ−ルは倒れた。。



カビゴンは倒れた。。


とおらばパルシェンを繰り出した!


お相手はパルシェンを繰り出した!


パルシェンはまきびしのダメージをうけた!
パルシェンHP 137→118
パルシェンにかかっていたリフレクターの効果がきれた。。


ドンファンにとって邪魔なパルシェンを爆破したかったのですが、これは悪手です。枚数減らしは出来たといっても、カビゴンはドンファンで対応できる上、ドンファンの苦手なナッシーへの対策が薄くなります。そもそも、相手のパルシェンのリフレクターを考慮できていません。
ここはパルシェン交代で十分だったと思います。

…しかし、ハガネールからパルシェンが逃げるのはますます怪しいですね~。




お相手はパルシェンを戻してナッシ−を繰り出した!


ナッシ−はまきびしのダメージをうけた!
ナッシ−HP 201→176

パルシェンリフレクター
パルシェンは物理攻撃に強くなった。

やはり後ろはエースではなく、ナッシーでした。
相手のパルシェンの爆発に備えてのリフレクターでしたが、これが敗着となる大悪手。
詳しくは最後に。





パルシェンれいとうビ−ム
効果抜群だ!
ナッシ−HP 176→ 25

ナッシ−サイコキネシス
パルシェンHP 96→ 0

パルシェンは倒れた。。


とおらばドンファンを繰り出した!


ナッシ−おうごんのみでHPを回復した!
ナッシ−HP 25→55

耐えるつもりで絶えました。
ナッシーのサイコキネシスのダメージは94~111なので、HP96のパルシェンではまず耐えません。




ドンファンすてみタックル
ナッシ−HP 55→ 0
ドンファンは攻撃の反動をうけた!
ドンファンHP 215→ 202

ナッシ−は倒れた。。


お相手はパルシェンを繰り出した!


パルシェンはまきびしのダメージをうけた!
パルシェンHP 118→99
ドンファンはたべのこしでHPを回復
ドンファンHP 202→215




パルシェンれいとうビ−ム
効果抜群だ!
ドンファンHP 215→ 88

ドンファンじしん
パルシェンHP 99→ 46

ドンファンはたべのこしでHPを回復
ドンファンHP 88→101




パルシェンれいとうビ−ム
効果抜群だ!
ドンファンHP 101→ 0

ドンファンは倒れた。。

お相手 WIN!

ありがとうございました~。

振り返って


エースのカードの出し合いで有利になったということは、こちらのエースの選出が相手に読まれるということにもなります。(「トリプルエースってなんだ!?」参照)それを意識した選出をされるとこのように崩されちゃうんですね~。

リフレクターのターンは何が悪手かというと、こちらのパルシェンに対して序盤にパルシェン交代ではなくカビゴンで居座ってきました。ということは、パルシェンに対してパルシェンが居座り辛く、交代の可能性が高い。
また、なぜエース不在かというと上記の通り、こちらがエースのカードの出し合いで有利になっているからでした。つまり、自分がドンファンを選んでいることを読んでのエース不在である以上、残りはナッシーという可能性が非常に高い。
以上からすると、ドンファンに先手を取れるパルシェンは大切にしたいという意図が選出段階からも立ち回り段階からも伝わってきます。他方でドンファンに後手のナッシーは捨ててくる可能性もあります。(ドンファンはめざめるパワー虫を持つ場合も多いらしいため)

一目気付きにくい糸ですが、たぐっていくとリフレクターではなく冷凍ビームを選ぶのが正解でした。
エースのカードの出し合いで有利な時は、こちらのエースの選出が読まれることも考慮すべきですね~。

今回出て来たポ理

・選出段階ではリスクを負わず、相手の選出に出来るだけ対応できる選出をする
  ⇔エースのカードの出し合いでエースの選出が読めるなど、選出が読める場合はその限りではない
・構築、選出、立ち回り段階の思考は一致する

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