2017年5月16日

サイクルってなんだ!?

たまに聞く謎の言葉だよね~




サイクルを簡単にまとめると「お互いが相手のポケモンに有利なポケモンへの交代を繰り返すこと」かな~

たとえば…
55ライコウ
50ファイヤー

55スイクン
50ハガネール

で、ライコウ対スイクンから考えてみるよ~
この場合、スイクンはライコウの攻撃を受けたくないから、ハガネールに交代するよね~
次のターン、ハガネールの攻撃をライコウは受けたくないから、ファイヤーに交代するよね~
更に次のターン、ファイヤーの攻撃をハガネールは受けたくないから、スイクンに交代するよね~
そして次のターン、スイクンの攻撃をファイヤーは受けたくないから、ライコウに交代するよね~

つまり、
1ターン目ライコウ対スイクン

2ターン目ライコウ対ハガネール

3ターン目ファイヤー対ハガネール

4ターン目ファイヤー対スイクン

5ターン目ライコウ対スイクン
と、巡り巡って1ターン目と同じような状況に戻りました
これがサイクルだね~

ここで大切なのは、戻ってきたのは「同じような状況」であって「同じ状況」ではないことだねっ
「サイクル」や、「サイクルを回す」って聞くと、延々ループしてるように思いがちだけど、そうじゃないんだよね~
1ターン
2時間
3HP
4PP
5ポケモンの状態
6場
7両トレーナーの思考(サイクルの認識、選出されたポケモンや技や持ち物の理解等)
これらに変化が生じています
毎ターン両者が同時に交代してるわけじゃなく、一方が何かしらの技を選択しているから、3~7の変化も起きるんだね~
そして、こうした変化が生じている以上、サイクルは遅かれ早かれ壊れます
サイクルが壊れるっていうのは、サイクルを一本線の輪ではなく、鎖で出来た輪としてイメージしてもらうと分かりやすいかな~?



ではなく、



こう!
この場合、個々のポケモンが鎖の一つ一つの輪、鎖素子に該当するね~

ここで注意すべきは
・サイクルがどうすれば壊れるか考える
・サイクルが成立していると自分で認識する
この2つだね~
サイクルを回したくても壊したくても、どうすればサイクルは壊れるのかを考えないといけない
そして、サイクルは何ターンかをまとめて見た概念であって、画面に表示されるわけじゃないから、自分で「ここでサイクルが成立している」と認識しないといけない
漫然と目の前のターンやこれからの行動を考えるだけじゃなく、意識的に今までの数ターンを1つの単位として見るということだね~
この認識が出来ないと、自分がサイクルを壊すことも回すこともできないし、相手に一方的にサイクルを回されたり壊されたりするよね~

さて、サイクルを個々のポケモンによって出来上がった鎖の輪と見た場合、サイクルが壊れるというのは鎖素子の1つが壊れること、すなわち「サイクルを構成しているポケモンのうち1匹が倒れるか機能停止する」ということだね~




ということは~、サイクルが壊れる時は試合が大きく動く時だよ~
サイクルが回り続けて構わないと思っている側※1はサイクル内での行動を変えないけど、サイクルを回したくないと思っている側はどこかでサイクル内の行動を変えて、サイクルを壊しに行く必要があるね~
サイクルを壊す要素・行動をここでは「サイクルブレイカー」と呼ぶことにするよ~

(C)小林立/スクウェア・エニックス


この辺でサイクルは分かってきたからサイクルの話はいったん終わり~
サイクルブレイカーってなんだ!?」に続くっ

※1なんで「サイクルが回り続けて構わない」と思えるのかな~~??

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